
私のように小1の壁を前に正社員を辞められないというママももちろんいるでしょう。
勉強面、習い事、長期のお休み・・備えておけるものは、取り入れてみて、様子を見てから考えるのもありだと思います。
小1の壁に向けてどう準備をすれば、ママも子どもも少しラクに乗り越えていけるか、具体的に紹介するので参考にしてみてください。
退職できないワーママ。小1の壁を準備して乗り越える!
早速、小1の壁で苦労することを踏まえて、どんな対策が必要かを紹介します。
特に心配になってくるのは、次の内容だと思います。
- 学校登校時間・学童終了時間による問題
- 学校行事等やPTA活動問題
- 子供の学習面のサポート問題
- 仕事の両立は現実的にどうなのか
それでは、具体的に紹介していきます。
学校登校時間・学童終了時間による問題
朝の登校時間よりも出社時間の方が早い、学童終了の時間よりも仕事の帰宅時間が遅いなどの問題です。
また、夏休みなど長期休みの時に預けたい学童の開始時間が、通常の学校の始業時間よりも遅いという場合もあります。
ママの出社・帰宅時間の検討
幼児期と違って、手が離れていくのだから、以前よりも仕事に専念できる。
そうママ自身も、会社側からも思われていたかもしれません。
そんなはずが、逆に会社に勤務時間を考慮してもらうのは、言い出しづらいと悩んでしまうかもしれませんが、少なくとも小学校低学年のうちは、朝ひとりで戸締りして家を出る、帰宅後ひとりで留守番というのは、かなり不安です。
それは、ママ自身の家庭の事情というわけでもなく、会社的にもどうにかしてもらわないとならないこと。
私の周りに正社員で働いていて、会社に相談し融通を利かせてもらっていたママが何人かいたので、まずは会社に時短勤務の延長を相談してみてはいかがでしょうか。
また、これはママだけの問題ではなく、パパ側にも交代で時間差出勤をするなど相談してみましょう。
戸締りの対策をしておく
子供に鍵を持たせるのは、はじめは非常に不安でした。
学校から帰って来て留守番させておくときも、鍵の閉め忘れていないか、大人でもうっかりすることはありますから、出来ないこともあるという想定でいた方がいいです。
戸建ての家でも、賃貸でも工事不要でオートロック化できますので、取り入れたいですね。
施錠が自動でされるのはもちろん、開錠するとスマホに通知が来る、開閉記録も見れるので非常に心強いです。
学校行事等やPTAの活動問題
コロナ禍で色んな行事が中止になったり、PTA活動も中止となりました。
普段であったら、学校行事の応援をお願いされたり、1学期ごとの保護者会や、旗持ち当番、PTA活動の他、ボランティアを募るなどがあります。
私は見る限りでは、学校行事のサポートボランティアは保育園からのママはほぼ不参加でした。
また、保護者会も都合が合えば来ているといった感じでしょうか。
内容はお便りを見れば大抵分かるのですが、普段のクラスの様子なども話してくれるので、参加していそうなママ友などに詳細を聞くのでもよいかもしれません。
ママの帰宅後の問題
保育園時同様、帰ったあと時間もありませんので対策が必要です。
学習面、家事の面でもみていきます。
学習面での対策
地域にもよると思いますが、公立小学校の宿題は比較的少ないので、学力がしっかりとついているかと心配になることもあると思います。
うちの学校では注意が必要な子は放課後補習を行ってくれていますが、それでも3年生くらいから学力の差が開いてきていると先生が話されてました。
見ていると学校の宿題は基本的な内容のみ(主に漢字や計算等)で、思考力系を鍛えたいと思うのには物足りなく感じました。
わが家でも取り入れてやっておいて良かったものの紹介記事です。
帰宅後のご飯はとにかく時短
小学校からのプリントに目を通したり、明日の持ち物や宿題の丸付け、テストは問題なく出来てるかなど勉強面の方もしっかりと見てあげる・・
といった、親としてしなければならないサポートが増えます。
コミュニケーションなども、幼児の時よりもっと気をつけてあげないといけない場合もあります。
そのため、帰宅後はなるべく余裕のある状態でいてあげたいものです。
宅配サービスの利用
わが家ももう数年利用していますが、周りでも圧倒的に人気なのが『ヨシケイ』です。
ご飯(おかず)は定評があって美味しいのはもちろんなのですが、利用したい日だけピンポイントで注文できる、スマホからの注文も操作がしやすいのが人気の理由です。
家事サービスの利用
こちらも実際に利用してるママからの紹介で利用したことが何度かありますが、とてもおススメです。
宅配サービスのカット済食材を煮る・炒めるだけでも十分においしいのですが、より手作りの味で食べさせてあげたい、けど時間がない。
母の手作りも大事ですが、お手伝いさんの手作りの味でも子供に美味しさを味あわせてあがらることも大切だし、子供はすごく喜びますよ。
タスカジは、今や有名で多くの人が利用しているのでもし利用していなかったら是非試してみてください。
仕事の両立は現実的にどうなのか
色々と工夫、取り入れていけば、毎日の負担を軽くしていくことは出来るでしょう。
ただ、時短が切れてフルタイムで働くママは、相当大変のように見えます。
子供をほとんどの時間、学童に通わせておくことになるので、割り切るしかなくなってしまう事も多いと思います。
習い事も低学年の子の場合、送り迎えがまず問題になってきます。
男の子はクラスに野球やサッカーをやってる子が多いと、やりたいと言い出す子も多いです。
土日は結構な時間が取られてしまうので、私のママ友はどうしてもサッカーをやりたいという子供に諦めてもらい別の通わせやすい習い事にしたといいます。
やはり、本人のやりたいという気持ちを諦めさせたのは、辛かったようです。
上の少し年の離れた子がいれば何かと面倒は見てもらうことが出来ますが、第一子となると、結構そういった問題に直面することが多いでしょう。
フルタイムで働くママは、小学生でも時短勤務で働ける職場を考えるのもひとつの方法です。
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まとめ
小1の壁は、何年も先が見えないものではありません。上手く乗り越えられれば、その先またママのワークライフバランスを持ち直すことは可能です。
どうやって乗り越えるかは、自分に適した必要なサービスを上手く利用する、その先を見据えて仕事自体を見直す、子育てのためにもストレスを抱えないようにどうすればよいか・・
色々考えた末出した結論を信じて突き進みましょう!
今まで培ってきた経験・実績は消えるわけではありません。今優先すべきことを悔いなく出来ることが大事なのではないでしょうか。