【正社員からパートへ】社会保険や雇用保険は?どう変わる?

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育児と仕事と両立が大変で、パートになった方がいいのかも・・と思うことありますよね。

自分に余裕を持てなくなってしまって、子育てにもよくないのかな・・など考えてしまうことがあると思います。

 

でも、パートになったら保険や将来の年金はどうなる?

有給はなくなる?福利厚生などは非正規雇用だと受けられない?

 

など、私も正社員をやめてパートになった時に、パートという雇用契約で働くのが初めてだったので、分からないことが多くありました。

有給をもらえるなど、聞いていた話しとは少し違ったこともあったり、シフトも割と自由で、子育てにはとてもありがたい環境でした。

 

勤務先で多少違うこともありますが、この記事では正社員からパートになった時に気を付けること、保険や有休のことなどをまとめています。

 

当ページでは、厚生労働省HPを参考に、2021年12月現在の情報をまとめています。

正社員からパートへ。社会保険や雇用保険はどう変わる?

正社員時代は、保険などはすべて自動で引き落としがされていましたよね。

辞めたあと、パートになると、どう変わるのかまとめます。

 

正社員を退職した後、社会保険はどうなる?

正社員をやめてすぐにパートで働く予定と、少しゆっくりしてから仕事を見つける場合とに分けて紹介します。

 

正社員を退職してすぐには働かない場合

退職後に働かない期間がある場合は、別の方法で加入することになります。

  • 国民健康保険に入る。
  • 任意継続保険として前の会社の社会保険を続ける。
  • 夫の扶養に入る。

社会保険は会社負担があったので折半した額を自分で支払っていましたが、任意で続ける場合は、会社負担がなくなるので、全負担になってしまいます。

 

正社員を退職してすぐパートで働く場合

パートの場合、勤務条件によってパート先の社会保険に加入するか、夫の扶養に入ることになります。

勤務条件というのは、週の勤務時間や月の給与がいくらになるかなどで判断されます。

ほとんどのパート勤務の場合、扶養になるのを選ぶことが多かったのではないかと思いますが、段階的に社会保険適用の幅が変わってくるので、よく検討した方がよさそうです。

2022年10月以降では、従業員101人以上の勤め先で、2024年10月以降では従業員51人以上とパートの社会保険適用が拡大されます。参考元:厚生労働省HP

今後はパートでも社会保険に加入できるようになることで、将来受け取る年金の面で少し安心できるようになりそうです。

 

雇用保険は加入できる?

雇用保険は自分が勤務している先で加入するものなので、扶養とは関係がないものです。

雇用保険に加入していると、退職して求職中に仕事が決まらない場合など、失業保険を受け取ることが出来ます。

雇用保険の加入条件は次のとおりです。

1.31日以上引き続き雇用されることが見込まれる者であること。具体的には、次のいずれかに該当する場合をいいます。

  • 期間の定めがなく雇用される場合
  • 雇用期間が31日以上である場合
  • 雇用契約に更新規定があり、31日未満での雇止めの明示がない場合
  • 雇用契約に更新規定はないが同様の雇用契約により雇用された労働者が31日以上雇用された実績がある場合 ( 注 )
    [(注)当初の雇入時には31日以上雇用されることが見込まれない場合であってもその後、31日以上雇用されることが見込まれることとなった場合には、その時点から雇用保険が適用されます。]

2.1週間の所定労働時間が 20 時間以上であること。

参照元:厚生労働省HPより

 

私が扶養内パートで働いたときに雇用保険として引かれたのは、月々数百円程度でした。

 

パートで有給休暇は取れる?

有給休暇は、パートでも取得できます。

労働基準法で有給を与えるようにと義務付けられているのです

取得の条件は、次のとおりです。

  • 勤務開始して6ヵ月後
  • 6ヵ月のうちで契約している労働日数の内、8割勤務していること

付与される日数は、その会社によって違うと思われます。

私のパート先では、週3勤務の人と、週4勤務の人では付与される日数が違いました。

求人情報を見ていると、書いていないこともあるので、不明な場合は確認してみましょう。

 

健康診断、人間ドックなどの福利厚生は?

私ごとですが、人間ドックで何度かひっかかってしまっていて、再検査しています。

主婦で毎年は受けていないとう友人もいますが、年一回、人間ドックは必ず受けてくださいね

私の場合は、扶養内で働いてるので、夫の健康保険組合の方で受けてます。

自己負担額は、1万円ほどでした。さらに検査内容を増やすと、プラス数千円になることもあります。

 

パートの場合も、パート先の社会保険に加入していれば、健康診断や人間ドックの費用の補助を使えることもありますので、確認してましょう。

医療機関によって、健康診断・人間ドッグの内容が異なる場合があります。

検査内容が不足しないかどうか、確認しながら受けるようにしましょう。

まとめ

パートの福利厚生でも年々内容が変わってきていることがあるので、損のないように自分でも調べてみましょう。

パートをためらう理由のひとつに、将来の年金額もあげられたと思うので、社会保険の拡充はありがたい内容だと思います。

その他にも改定されていることもあるかもしれませんので、個人でも調べ確認するようにしてみてくださいね。

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