小さな子供の病気などで仕事を休んだり早退することが多いと、他の社員に業務のしわ寄せがいってしまうと思い負い目に感じてしまいますよね。
「実際に周りにはどう思っている?」「今の自分の立ち回り方で大丈夫?」
職場の人たちに直接は聞けないし、一人でモヤモヤしてしまっていませんか?
育休復帰後は部署移動など環境が変わっていることもあったり、慣れていた仕事のはずなのに、残業が出来ない中で仕事を終わらせないといけない焦りもあったり・・
精神的に自分を追い詰めてしまいがちです。
今回、実際に時短勤務の人を扱ったことのある中堅の立ち位置の人、管理職についている人にも話しを聞いてみました。
この記事では、悩みを持つママ向けに、時短勤務をしていて他の人にいったしわ寄せ分は実際にはどう対処されているのか、また負い目を感じてしまう時の対処法などをまとめています。
是非最後まで読んで、参考にしてみてくださいね。
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時短勤務の仕事のしわ寄せはどう思われている?
保育園に預けたばかり、真冬の感染症が流行る時期、その他にも幼児の頃はあらゆる病気にかかるので、休みや早退が多くなりがちです。
わたしも仕事中、保育園からの着信があってもすぐに出ることが出来なかったことがありました。
また誰かにしわ寄せがいってしまう、これ以上迷惑がかかってしまう負い目が理由でした。
時短勤務に他の社員はどう感じている??
実際には、時短勤務者に対して周りはどう思ってるのでしょうか。
正直なところ知るのが怖い・・と思うかもしれません。
でも、それを知って対処できることもありますので、安心して読んでみて下さいね。
管理職の場合
管理職の役割は、仕事を円滑に回すためスケジュール管理することも仕事のひとつ。
わたしたちは「時短勤務」として会社と契約し、働いています。
明らかに誰かにしわ寄せがいってしまっているのだとしたら、管理している人の時短勤務者を扱った経験が少ない、助言者がいないなど、不慣れな場合もあるかもしれません。
わたしの元いた会社のプロジェクトマネージャーにも聞いてみました。
時短勤務の人には期限の厳しい仕事は振らないようにしてる、しわ寄せがあったとしても元々余裕を持たせているから、対処出来ているそうです。
筆者も時短勤務で働いている時は、上司によっても働きやすさは全然変わってくると感じていました。
上司によって、会社によっても対応の仕方がやはり違います。ママ友でも理解ある会社だと言っている人も少なくはありませんでした。
一般社員の場合
一般の社員の人たちは、まだ経験の浅い人から幅広いので、その人それぞれ思うことがあるかもしれません。
一緒の業務で、定時や定時前に必ず帰る、子供の病気で急な休んでしまうことがあれば、必然的に他の人に仕事がふりかかってしまう事はあるでしょう。
そのせいで予定外の仕事をすることになった、残業になってしまった、予定があったのに・・、などの不満が時短勤務の私たちに向けられることもあるでしょう。
ただ、子供の病気はいくら体調の管理をしていても防げないことが多いし、病気になって強くなっていくものでもありますよね。
そのことが多くの人には理解してもらえていなくて、ただ「不満」という形になってる場合もあるように思います。
そういった理解と、部署内での仕事量やスケジュール管理が上手く回っていて、フォロー体制も作れていたら、大きな不満は生まれないのではないでしょうか。
しわ寄せになった仕事はどうなっている?
期限の切られている仕事であれば、当然誰かが行わなければならなくなります。
そういった仕事はそもそも振らないように出来ればいいと思いますが、そううまく人員を配置できなかったり、業務によっても難しい場合もあるでしょう。
子供の病気などで数日、感染症なんかでは1週間休むこともありますよね。
職場の環境によっては、自分のせいではないと思いつつ、誰かの負担になっていればどうしても肩身の狭い思いになってしまうと思います。
そう思われないためにも、どう立ち振る舞えばいいのかも紹介します。
時短勤務でも不満に思われないためのコツとは?
小さな子がいて、急な休みを回避したり、急ぎの仕事を受けることは難しいです。
その中で、どうやって上手くやっていけばいいのか、いくつか紹介していきたいと思います。
しわ寄せと思われないためのコツとは
時短勤務の人には、そもそも重い仕事や、急ぎの仕事を任せないようにしていると思います。
けれど、会社にとって必要がないからそうしているわけではないですし、悲観的にとらえることはないと思います。
会社としても時代的にワーママを応援し、そういう体制を作らないといけないはずです。
なので、あまり負い目に感じ過ぎずに自分に出来ることをやっていきましょう。
普段から気を付けておきたいことは次の通りです。
- スケジュールに余裕があっても、自分なりに出来るペースでこなす。
- 軽い仕事しか回ってこなくても、手を抜かずに丁寧に行う。
- 仕事内容でモチベーションが上がらないというような態度を見せない。
- 出来そうなことであれば手伝うなど、周りへの配慮を忘れない。
- 時短勤務でもコミュニケーション不足にならないように気を付ける。
これらのことを気を付けながらやっていれば、時短勤務だから・・といった理由で見る目が違うことはなくなると思いますよ。
お互いに納得できない、やり辛さを感じる場合
周りに気を付けているつもりだけど、やっぱり不満に思われていそう、そう感じてしまうには別の理由もあるかもしれません。
- しわ寄せがいって仕事量が増えている人に、その分の評価が上乗せされていない。
- 管理者がまだ不慣れで、スケジュール管理や作業内容の配慮が足りていない。
- 職場自体、理解がまだ足りない、育児経験者が少ない。
など・・。
業務が増えてしまってるのは、負担になることは間違えないのに、その人へその分のフォローが会社として足りないのかもしれません。
納得がいっていない状態が続いていれば、やっぱりお互いにやり辛さを解消しずらいし、当人同士でどうにか出来る問題でもありませんよね。
会社として改善出来ない、もしくは配慮が足りないのは、この先はどうなのか疑問がわいて来てしまいます。
今だけ我慢すればよいのか、けれど、今抱えてしまった思いがスッキリするようになるでしょうか。
会社の理解や、変えていこうという体制が変わらなければ、転職などを考えるのもひとつの方法かもしれません。
まとめ
時短勤務で更に早退や休むこともあって、仕事の負担が他の社員にいってしまうと、必要以上に負い目に感じることはありません。
時短勤務という働き方は、ワーママにとって、子育てにとって必要な制度ですし、他の社員が不満に思うような状況になっているのであれば、会社として考えなければならない問題だと思います。
ただ、時短勤務としてもやるべきことはしっかりとこなし、周りへの配慮を心がけましょう。
この記事を書いて筆者自身も初心に戻り、仕事へ取組もうと思いました!