育休から復帰して思うんだけど、子育てに優しい会社って?
子育てに理解のある会社ってよくいうけど、うちの会社に比べてどうなの?
わたしの会社、もっと理解ある会社になる?
ワーママが働きやすい会社や職場で考えるのは、融通の利きやすさではないでしょうか。
といっても、単純に融通が利くからOKではないはずです。
2020年に起きた、新型コロナウィルスでの事例では、学校が休校になって多くにワーママが悲鳴をあげました。
テレワークが出来たワーママはほんの一部、多くのママ・パパは通常出勤して、子どもは保育園や学童に行かせるしかありませんでした。
そんな背景からも、最新の情報を交えながら、ワーママが働きやすい職場や働きにくい職場を解説します。
私も激務のIT業界で働く中で、この先も子育てしながら続けていけるのか・・と考え、転職先では融通の利くところを探しました。
この記事では、次のことについて書いています。
- 働きにくい会社の例
- ママにとって働きやすい会社・職場
- 理解ある職場に変えることはできる?
ここでは、ワーママにとって子育て・仕事を両立する上で詳しくみていきたいと思います。
ママが働きやすい会社・職場とは?

Job, work. Girl in the office
ママが仕事と家庭の両立をする中で、子どもの病気・子育ての悩み・仕事への責任、色んな場面に直面し、
働きやすい会社とは・・?と疑問を持つママも多いと思います。
その時々で・・というのは、子どもの成長もありますし、世の中的の流れの変化もありますが、
基本的にはワーママにとって子育て・仕事をするにはどういう環境がベストなのかを追求していきます。
ワーママが働きにくいと思う会社・職場
子育て世代が少ない
会社、または同じ部署に子育て世代が少ない。
そのため子供のことで、遅刻や早退、急な休みなどを取ることに引け目を感じる。
朝会社へ電話連絡するのが非常に気が重い。
話しても、子供の病気の種類や状況を理解してもらいにくいのが辛い。
職務内容がすぐに他の人へと引継ぎにくい
自分の仕事を、他の人に引継ぎにくい。
代わりにやってもらうという事がしにくい。
子供がインフルエンザなどの感染病にかかって一週間近く休まないといけない時なども、どうにか出勤出来るようにしないといけない。
通勤距離が遠い
保育園から熱などでお迎えの連絡が入ってから、通勤時間が1時間以上かかると、子供への申し訳なさで辛い事もある。
通勤時間分ももったいないと考えるようになる。
納期が厳しい
仕事柄、納期厳守、スケジュールがタイトな仕事。
子育て中や、時短勤務だからと、配慮はしてくれるけど、周りへその分負荷がかかってしまう場合や、焦燥感から精神面でしんどくなることも。
時短勤務がない、または子供が5歳や小学校までと制限がある
保育園のお迎えには間に合っても、帰宅後がかなりバタバタになってしまう。
小学校に上がる時、時短が切れてしまうと、学童から帰り留守番させることになるなど、周りの協力がないとかなり厳しい状況になります。
ワーママが働きやすいと思う職場・環境
時短勤務・産休・育休がしっかりと取得できる
子供が小学生になると、学校によっては学童の終わり時間が保育園の預かり時間よりも早い場合がある。
それが小1の壁となってしまうので、時短を延長できるような会社がよい。
子育て世代が多い
ワーママや、子育て世代が多いと、病気などの状況を分かってもらえやすい。
小学校になると、保護者会や面談、PTAなど平日の行事が増えるが、話が通りやすいし、本当の意味で分かってもらえる。
また、職場のワーママ同士子育ての相談にものってもらえたり、参考になる話を聞ける。
通勤時間が短い
子供が病気で呼ばれた時、早く駆けつけることが出来るのはもちろん、長い目で見ても自分の身体的に楽。
帰宅時間も早く、家事にも余裕が出来る。
仕事が自分に合っている
自分に合っている仕事、好きな内容の仕事である。
仕事が充実していれば、子供への接し方にも余裕も生まれる。
皆が有給を取りやすい
ワーママだけではなく、周りも有給が取りやすい、夏期なども長期休暇を取ってる人が多いなどのメリハリのある職場だと、子供の病気の時や、家族旅行の計画も立てやすく、休みに気兼ねしなくて済む。
在宅・リモートも可能である
内容によっては持ち帰れる仕事もある。職場では、持ち帰れない作業を優先して終わらせ、出来る部分は家で数時間でも出来る、急な休みでも、家で対応出来れば、両立がしやすい。
特に昨今何が起こるか分からない世の中だと思います。
自宅でもテレワーク出来るような環境を整えつつある会社は、優良な会社と言えるのではないでしょうか。
男性も育休を取れる会社
これは、パパ側の会社の問題になりますが、今は働くママが多い時代なので、ママ側が難しそうならパパに会社のロールモデルになってもらうのも、企業にとっても今後のためになりますよね。
まだ、誰も取っていなくても、会社が推奨し始めているのであれば、パパと話し合うのもよいと思います。
制度だけではなく、利用できる環境にある
使いずらいのは、前例がないためです。会社としても、これからは育児を支援出来る会社でないと評価されないため、ロールモデルを求める会社が増えています。
前例がないと、お互いに手探りな部分もあるもしれませんが、会社のためでもあるため、遠慮は不要だと思います。

私の会社は働きやすい職場になる?
今いる会社が働きにくいと思う場合、これから先近い未来には働きやすくなるの??
結構ガマンの限界に近いけど、でも長く勤めてきた会社だから、もし変わっていくのなら見守っていかないといけないような感情も生まれてきたりします。
令和元年の6月には、女性活躍推進法の改定が行われています。
1 一般事業主行動計画の策定義務の対象拡大
一般事業主行動計画の策定・届出義務及び自社の女性活躍に関する情報公表の義務の対象が、常時雇用する労働者が301人以上から101人以上の事業主に拡大されます(令和4年4月1日施行)。2 女性活躍に関する情報公表の強化
常時雇用する労働者が301人以上の事業主は、情報公表項目について、
(1)職業生活に関する機会の提供に関する実績
(2)職業生活と家庭生活との両立に資する雇用環境の整備に関する実績
の各区分から1項目以上公表する必要があります(令和2年6月1日施行)。引用元:厚生労働省HP
企業への義務付けが拡大されれば、女性の働きやすさ、活躍のしやすさは変わってくることでしょう。
ただ急激に、1年以内にワーママが働きやすい会社に体制が変えられるか?
会社としてどう取り組んでいっているかの情報を、敏感にキャッチしていく必要があると思います。
わたしの転職前の経験談
わたしの場合は、「働きにくい職場」の条件に該当していました。
その結果、悩んだ末仕事を変えようという決断にいたりました。
周りのママ達の中には、ワーママが多い、理解がある、休みやすいなどよい環境だという話も聞きます。
すぐに辞めることを決めるのではなくて、まずは自分が負担に感じることを上司などに相談してみることも大切です。
協力がない、会社が遠いなど物理的にどうにもならなく、負担が多い場合は、仕事を変えるというのも選択肢のひとつです。
まとめ:自分にとってよい職場なのか見つめ直そう
ワーママが働くのは、ライフワークバランスがとても重要になってきます。
仕事もしていきたいけど、子育ても大事。子育てをするママを理解して欲しい。
今は、理解してくれる会社が増えていると思います。
なので、妥協することなく、働きやすい職場で働くことをおススメします。
無理に我慢して働き続けることは、ワーママにも子供にも・・家庭にもよくないことになってしまいます。
自分にとって働きやすい職場、それを追求して、幸せなワーママライフを送って欲しいと思います。